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清宮質文 展

2023. 8. 26th (Sat) - 9.9th (Sat)

ギャラリーそうめい堂は、清宮 質文の作品展を開催いたします。
清宮は静謐で詩的な心象世界を、主に木版画の技法をもって表現した版画家です。

「外の限界を拡げることは不可能ですが、内面の世界を拡げることは無限に可能です。」

これは彼の作品について語る時、もっとも多く引用される言葉です。自らの内なる世界を旅した清宮は、切り詰めた形と深く澄んだ色彩によって、小さな木版画の中に無限に拡がる抒情の詩を謳いました。

また、清宮は以下のように自身のことを述べています。
「多くの職業分類の中から一番抵抗のないものを選ぶとすればそれは『詩人』ということになる。」
「私は自分を詩人だと思っている。」
「表現形式に『絵』という方法をとっている詩人である。」

清宮はもともと寡作である上に制作したエディション数も少なく、一部の熱狂的なファンが収集していたという性格を持つために、なかなか多くの人の目に触れる機会がなかったように思います。しかし、近年は複数の美術館にまとまって作品が収蔵され、展覧会によって人々の心を確実に掴んできました。

心の奥底へ深くしみ渡っていくような清宮質文の芸術の魅力を紹介いたします。


特設サイト

清宮質文 展

※会期中、展示作品をこちらのページで同時公開します。

アーティスト
 清宮 質文(せいみや なおぶみ)
 (1917 - 1991)

会場
 ギャラリーそうめい堂
 〒101-0051 東京都千代田区神田神保町1-8 山田ビル7F

会期
 2023年8月26日 (土) - 9月9日 (土)
 11:00 - 18:30
 ※日・月・祝日 休