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英泉 / 木曽街道六十九次 奈良井

SKU: C17016
価格 ¥122,000
作品
年代 : 天保8年頃
サイズ : 大判
刷 : 良
保存 : 良
詳細 : 中折 / 小虫穴

ディレクターコメント
英泉は、師である英山が描くような儚げな女性の美人画を描いていたが、その後、独自の妖艶な画風で人気を博することになる。
6頭身で胴長、猫背気味という、屈折した情念の籠った女性像が特徴である。英泉は深川のような岡場所や吉原遊廓の遊女を、妖艶さと強い意志を湛えた眼差しを持つ女性として描いた。江戸時代の後期、文化・文政期の退廃的な美意識を象徴的に表し、幕末の世情を反映したアクの強い画風を示している。

美人画で一世を風靡し春画で知られる英泉であるが、風景画も知られている。英泉と歌川広重が合作のかたちで天保6年ごろ完成させた「木曽街道六十九次」は、全72図のうちの24図が英泉の筆による。版元の竹内孫八が企画したもので、当初、英泉が絵師を務めていたが手を引き、広重に引き継がれた経緯がある。


Information
Date : c. 1837
Size : O-ban
Impression : Good
Condition : Good
Detail : Centerfold / Small worm holes