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国周 / 先代萩御殿の場

SKU: C12236
タグ: 妖怪   動物  
作品
年代 : 明治元年
サイズ : 大判3枚続
刷 : 良
保存 : 良
詳細 : 鼠の図

ディレクターコメント
国周は周信及び豊国三代の門人で、小島烏水によって「明治の写楽」と称せられる。3枚続に役者一人を描くという新しい構成は国周が創始したとされる。明治期における役者絵浮世絵師の代表的存在であり、作品数も多く、明治演劇史の資料としても大変価値がある。
国周は自らも認めているほどの変わった性格をしていたという。住いと妻を変えることが癖で、本人によると転居は117回であり、同じく転居の多かった北斎と比べ「絵は北斎には及ばないが、転居数では勝っている」と誇っていたという。妻も40人余り変え、長続きすることは無かった。酒と遊びが大好きで、画料が入っても宵越しの金は持たないとばかりにすぐ使ってしまい、晩年は着物一枚で過ごし舞台に出る役者をスケッチする「中見」の際には版元から着物を貸してもらうほどだったという。しかし困っている人を見ると助けずにはいられず、時には来客のものまで与えてしまうという非常識ぶりを発揮した。

幼い鶴千代君を守る乳人政岡は、わが子・千松の犠牲を耐えてまで忠義を貫く。敵対する女性たち八汐と栄御前の憎々しさ、お家乗っ取りをはかる奸臣仁木弾正の奇怪さ、裁きの場での細川勝元の爽やかさと、多彩な登場人物たちが盛り上げるお家騒動の、彩り豊かな名作。


Information
Date : 1867
Size : O-ban / Triptych
Impression : Good
Condition : Good
Detail : ⁻

A nursemaid makes the ultimate sacrifice in defense of a young lord. A colorful classic featuring a variety of sharply drawn characters – the iron-willed nursemaid/tender mother, the evil ladies-in-waiting, the mysterious black-magic villain, the wise judge – in a dramatic battle of succession in a lord’s household.