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安治 / 東京真画名所図解 鍛冶橋遠景

SKU: C13242
価格 ¥12,000
作品
年代: 明治期
サイズ : 小判
刷 : 良
保存 : 良
詳細 : -

ディレクターコメント
安治は当初、芳年に弟子入りしていたが明治11年頃から清親に弟子入りする。明治13年頃、光線画を発表して浮世絵師としてデビューする。安治の描写力は師匠の清親を凌ぐとも考えれており、これらの作品は詩情を感じさせる優品が多い。その後、明治17年から受けた探景と画号を改め、様々な浮世絵作品等も手掛けるようになる。その後明治22年に脚気衝心のため26歳の若さで夭折した。
東京真画名所図解は小判サイズ全154点の連作で、明治初期の東京を隈なく描いており資料的価値も高い。全作品中、半数近い59点は清親の作品をほぼ倣い、更にもう3点は清親の強い影響下にある。安治は人物や背景を省略、簡潔な描写に改め、画面の小ささを感じさせない内容のある作品に仕上げた。


Information
Date : Meiji
Size : Ko-ban
Impression : Good
Condition : Good
Detail : -