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広重 / 名所江戸百景 王子装束ゑの木大晦日の狐火

SKU: C19028
タグ: 動物   夜景  
作品
年代 : 安政4年
サイズ : 大判
刷 : 良
保存 : 良
詳細 : マージンに少汚れ

ディレクターコメント
様々な作品を描いてきた広重が最後にたどり着いたのは、大胆な構図が特徴の「名所江戸百景」であった。モネやゴッホといった印象派の巨匠たちが模写したことで世界的にも知られている。高い視点から見下ろす俯瞰図や前景に印象的な素材を大きく描く遠近法、様々な摺りの技術を駆使した表現方法など、晩年に至ってなお新しい試みが随所に見られる意欲作である。日頃何気なく目にしている風景が、広重の手に掛かればこうも印象深くなるのかという驚きこそが、江戸の人々を魅了したのではないだろうか。

大晦日の夜の社に近い榎の下に集まった狐は、ここで衣裳を整えて王子稲荷社に参上する。近在近郷の農家では、狐がともす狐火の量で新年の豊凶を占っていたという。王子では、平成 5 年の大晦日から、この伝説をもとにしたイベント「王子狐の行列」が行われ、毎年とても賑わっている。


Information
Date : 1857
Size : O-ban
Impression : Good
Condition : Good
Detail : Slight browning on margin

The foxes who gather under the hackberry tree near the shrine on New Year's Eve arrange their costumes and visit Oji Inari Shrine. There is a legend saying that the farmers in neighboring villages used to forecast how rich or how poor the harvest of the coming year will be from the amount of the foxfire by the foxes.